【ベルリン=黒沢潤】ドイツのハイデルベルク大学図書館は15日までに、レオナルド・ダビンチの傑作、「モナリザ」のモデルは伊フィレンツェの富豪、ジョコンドの妻だと結論付けた。
モデルをめぐってはこれまで、同妻説が有力だったが、人妻ではなく未亡人という説や、若い未婚の女性説、ダビンチ本人説など、諸説が飛び交っていた。
しかし、ドイツ通信(DPA)によれば、ダビンチの知人だったフィレンツェの役人、アゴスティノ・ベスプッチが1503年10月、当時の書籍の余白部分に、「ジョコンドの妻の肖像画など計3つの絵画をダビンチが作製中」と書き込んでいるのを図書館が発見した。
もっとも、発見したのは2年半前といい、館内情報誌には事実を掲載していたものの、同妻説がもともと有力だったこともあって、広く世間にアピールしていなかった。
「モナリザ」は現在、仏ルーブル美術館に所蔵されている。
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07/10/20
米CNNテレビは19日、レオナルド・ダビンチの名画「モナリザ」に、当初はまゆ毛が描かれていたとみられることが、高解像度カメラによる分析で分かった、と伝えた。
モナリザのまゆ毛をめぐっては、ダビンチが描かなかったとする説や、修復などで消えたとする意見があり「世紀の微笑」の謎の一つになっていた。
CNNによると、分析したのは、フランスの技術者、パスカル・コットさん。自作の2億4000万画素のカメラでモナリザを撮影し、この写真をさらに拡大して詳細に調べたところ、左目の上にまゆ毛とみられる筆跡があるのを発見した。
コットさんは、モナリザの目の周りには亀裂があり、修復やクリーニングの際にまゆ毛やまつげをふき取ってしまったと推測。「まゆ毛が一本でもあるということは、当時、まゆ毛やまつげが描かれた証明になる」としている。
コットさんはこのほか、モナリザの皮膚や背景の空が、描かれた当初は鮮やかな色彩だったと分析。分析に用いた写真などは、サンフランシスコの展覧会で展示中だ。(共同)
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コメントありがとうございました。
いったい誰を書いたのかと小さいときから思っていたので、ハッキリ分かってしまうと、「あーそうなんだ」って楽しみが一つ減った感じですw。